特集

#001 管理栄養士コラム 「ここがすごい!甘酒の栄養」

日本人に馴染みの甘酒

はじめまして!管理栄養士の北口です。薬王堂には管理栄養士が在籍しており、これから定期的にカラダにうれしいコラムを掲載させていただきます。薬王堂に入社して4年目。毎日お客様に気持ち良くお買い物していただけるよう、売場を整えながら「お客様の心に寄り添った接客」を日々心掛けています。今回、接客時だけではお伝えしきれない内容をご紹介させていただきます。

今回のテーマは甘酒です。
甘酒の歴史は古く、奈良時代からあったとも言われ、日本人にとってはとても馴染みのある飲み物ですね。
「甘酒=カラダによさそう」というイメージをお持ちなのではないでしょうか。

甘酒は健康ドリンク?

甘酒といえば冬に飲む印象が強いですが、実は甘酒は夏の季語です。
江戸時代には暑い夏に甘酒を売る、「甘酒うり」という職業がありました。夏バテ防止の健康ドリンクのような存在で、引っ張りだこだったという記録が残っています。甘酒を飲んだら「疲れがとれた」「元気になった」というような口コミで、甘酒がカラダによいと広まっていき、多くの人に親しまれていたのかもしれません。
最近では冬場だけでなく、年間通じて飲まれるようになりました。「甘酒」のすごさが改めて見直されているということでしょうか。

※「甘酒うり」のイメージ

甘酒の種類

甘酒には2種類あり、酒粕が原料のものと、米麹が原料のものがあります。
米麹の甘酒は、米麹の発酵作用を利用してお米から作られます。麹は米の栄養を分解し、ブドウ糖や必須アミノ酸、ビタミン・ミネラルなどに変えて体に吸収されやすくしています。
これらの栄養素は私たちが呼吸をしたり、体を動かしたり、食べ物の消化吸収など生命活動に関わる酵素の働きを補うために必要なものです。
数多くの栄養分、さらにブドウ糖も多く含まれることから、甘酒は「飲む点滴」と言われています。

ALL WAY BASICの甘酒は、米麹の甘酒になります。

「ひとめぼれの甘酒」

東北でも有数のブランド米である岩手県産「ひとめぼれ」の米麹と、同じく岩手県産のもち米を使用したものが、ALL WAY BASICの「ひとめぼれの甘酒」です。昔ながらの味が楽しめます。
商品の製造をお願いしているのは、岩手県奥州市の麹屋「高善商店」さんです。
「高善商店」では、いまでも手作業で麹を砕き、温度調整しています。この工程こそが、より糖度の高い麹を生み出しているのです。

甘酒が甘くなるのは、麹の中に含まれている酵素のアミラーゼが、お米のデンプン質をブドウ糖に分解するためです。もともとブドウ糖の含有量の多いアミロペクチンを多く含むもち米を使うことで、砂糖を一切使用しなくても、甘い甘酒が作られています。

ここがすごい!甘酒の栄養

甘酒に加える米麹は、発酵する際にビタミンB1、B2、B6、パントテン酸、ビオチンなどのビタミンB群を多量に作り出します。
一般的に、ビタミンB群は糖質や脂質の分解・代謝を促進させ、体や内臓を正常に働かせたり、疲労を回復させるなどの働きがあります。代謝のアップはダイエット・肥満予防にも繋がりますね。
またビタミンB群は肌荒れの改善・美肌づくりにも欠かせない大切なビタミンでもあります。
このほかに甘酒は食物繊維やオリゴ糖が含まれているので、善玉菌を増やし腸内フローラのバランスを整えて便秘を予防してくれます。

今この時代だからこそ

朝ごはんを食べる時間がないときや食欲がないとき、甘酒を飲んでみるのもおすすめです。冷たい甘酒は温かい甘酒に比べて甘味を感じにくいため、飲みやすくなります。
また、牛乳や豆乳に混ぜると味がまろやかになります。
独特の味や匂いが気になる方は、生姜の絞り汁を加えることで緩和され、冷え性の改善にも役立ちます。
健康を考えている毎日の生活の中で、これからのおうち時間に是非、栄養たっぷりの甘酒を取り入れてみてはいかがでしょうか。

この記事のおすすめ商品


ひとめぼれの甘酒