こんにちは!管理栄養士の北口です。
2回目の登場です。前回ご紹介したような甘酒などの伝統的な食材には、古くから受け継がれている理由があります。今回も、昔から日本の食卓に馴染みのあるとってもカラダにいいものを紹介いたします。
今日お話するのは「生姜」についてです。
生姜は古くからそのまま食べたり、すりおろして薬味にしたり、他の食材とも合う、よく使われる食材ですね。
この辛味の部分こそが、カラダによい影響を与えていると言われています。
生姜の辛味成分は『ジンゲロール』と『ショウガオール』という成分です。ジンゲロールは生の生姜に多く含まれる成分であり、乾燥・加熱するとショウガオールに変化します。
これらの辛味成分は胃腸の働きを高め、食欲を増進させます。また手先や足先など末梢の血管を拡張させ血液の流れを促します。体を芯から温めることで代謝を上げ免疫力を高めてくれるのですね。
体温を上げることで、体内に入ってきた菌やウイルスに対して、解熱作用や鎮静作用、抗炎症作用などの効果があるといわれています。
このように食欲増進、血流促進、代謝促進など生姜には様々な効能があります。
生姜は、体を温める効果が高いため、昔からかぜ予防に最適の飲み物としてしょうが湯が挙げられます。
『生姜は百邪を防御する』と古書に記されるほど、中国では古くから漢方薬にも利用されてきたそうです。
ALL WAY BASICからもお湯で溶かして飲むタイプの「あったかしょうが湯」が発売しています。生姜の味が苦手な方ははちみつやレモン汁などを加えると飲みやすくなりますので、ぜひ風邪予防に取り入れてみてくださいね。
気温が下がってくると、空気が乾燥するため、肌の保湿などにも気を使うかと思いますが、忘れがちなのが喉のケア。喉が乾燥すると、ウイルスが体内に入りやすいため、こまめに水分をとったり、気軽に飴をなめたり、ケアすることが大切です。
この秋、ALL WAY BASICから新発売された乳酸菌キャンディは、BP乳酸菌(FG4-4)【植物性乳酸菌】を使用しています。この乳酸菌は、徳島の伝統的な発酵茶「阿波番茶」から作られた抗アレルギー作用の強い植物性乳酸菌です。キャンディ1粒に約10億個の乳酸菌が入っています。ヨーグルト味ですっきりした甘さに仕上げました。
朝晩の冷え込みがだんだんと増してきました。
例年とは違い様々なウイルスに気を付けたいこの冬、体に嬉しい効果が盛りだくさんの「生姜」や「乳酸菌」の力を借りながら、おいしく免疫力を高めてかぜ予防・対策をしていきましょう。