今回の特集は「ALL WAY BASIC」についてです。実はこの記事の更新日である3月1日は、薬王堂にとって新しい期のはじまりの日。会社にとって節目の時でありいい機会なので、ブランドについて振り返ってみたいと思います。
薬王堂のプライベートブランドとして、2006年から始まった「ALL WAY BASIC」は、東北の暮らしに寄り添い、様々な商品を開発してきました。当初はエプロンや缶詰から始まり、今では衣類や日用品、食品まで幅を広げ、その時々のニーズや市場に合わせた商品を開発しています。近年では地元岩手県のワイナリーさんの協力を得て、ワインまで販売できるようになりました。現在、薬王堂の店内には1500種類以上のALL WAY BASIC商品が並んでいます。
2006年から続いているブランドですが、実は2018年6月に、今の時代に合わせた新しいブランドコンセプトを掲げることになりました。東北の地域に根差した薬王堂だからこそ、東北に住むみなさんのくらしをやさしく、ここちよく、支えるためのプライベートブランドでありたい。そんな想いから「ALL」「WAY」「BASIC」それぞれの言葉に意味を持たせ、それがコンセプトになりました。
「ALL」…東北のくらしオールサポート
「衣食住」に関連する生活必需品を幅広くラインナップして、便利な日常をサポートすること。また東北にくらす人々のあらゆる生活シーンを想定し、くらしに密着したアイテムを充実させることを意味します。
「WAY」…ひとつ上の快適を創造するアイデア
東北のくらしがより一層ここちよくなる工夫やアイデアのある商品であること。またシリーズで使用することによって、お客様の喜びや満足感を高められることを意味します。
ESLP(Everyday Same Low Price)をモットーとし、お客様が「安心して使い続けられる品質」を保持していること。人や環境に配慮した使いやすさを追求したモノであることを意味します。
「ALL WAY BASIC」はこのようなコンセプトに基づいて開発しています。
ALL WAY BASICのロゴはいくつか種類があります。
以前は、赤いロゴをメインで使っていました。このロゴの商品は現在でも多く、店頭でもよく見かけるものだと思います。社内では「赤旗」という呼び方で親しまれています。
2018年6月、新たなブランドコンセプトを掲げた際に、おうちマークのロゴが生まれました。おうちで使うものを「まるごと」揃えられることや、使うことでくらしの機能が上がるブランド、という意味が込められています。開発チームでは「まるごと」と呼ばれています。
現在店内で発売している商品は、赤いロゴとおうちマークのロゴがまだ混在している状況ですが、プライベートブランドのロゴが店内に数種類あるとお客様にとって分かりづらいのではないか、という考えから、数年かけてゆっくりとではありますが、おうちマークのロゴに順次切り替えていく計画をしています。
ALL WAY BASICの開発担当は現在の市場やニーズなどを各自研究し、どこにチャンスがあるかアンテナを立て、時にはサンプルをたくさん試して、どんな商品ならお客様が喜んでくれるか、日々考えながら仕事をしています。
東北で生まれたALL WAY BASICは、これからも東北の暮らしに寄り添った商品の開発を通じて、地域のみなさまのお役に立てるように頑張っていきます。ぜひ、店頭で見かけたらお手に取っていただけたら嬉しいです。